皆さんは人と話す際、本当の自分を出せているのだろうか。
私は気を遣ったり、その時の空気を読んで結局言いたいことの半分しか言えていない(気がする)。
いざ言葉に出して言ったとして、
「そんな風に思ってたの、以外!全然分からなかった」
と言われるまでが、お決まりのパターンになってる(笑)
”相当伝わってなんだな”としみじみ感じる。
今回は、言えないのは自分か?それとも環境か?について話し、どう向き合っていくべきかを書いていこうと思う。
グループ内での私と、本来の私
新しい友達を作るのも、初対面の人でも平気でしゃべれるし、誰かと話したりすることは好きだ。
新しい環境やその場限りの人間関係の場であれば、ストレスなく平和的にやり過ごすことは出来る。
特に、人と喋ると心の底からエネルギーが湧いてくるような気がする。
だが、コミュニケーションを取っていく中で、1つ苦手なものがある。
それは、○○グループである。
複数人グループ内でのイメージは固定化され、それが絶対的なものになるからだ。
グループの中で、その人にとっての位置付けや印象が決められてしまっていて、扱われてしまう。
一度その印象になると、戻すのは難しく、それに合ったキャラで立ち回らなくてはいけない。
だが、そのキャラを演じているうちにそれが居心地よくなり、変に目立ちもせず、私はこうなのだと思わせておけば楽なのだと気が付いてしまう瞬間もあるのだが。
1人2人が”それ”(偏った見方)で扱えば、それがその人なのだとその人自身を見る前に決まってしまう。
だから私は、周囲から聞いた情報は参考程度にしつつ一対一であなたと話したいと思い、大勢のコミュニティは合わないと感じてしまうのかもしれない。
○○っていつもこうだよね、という呪縛
ある男性の話をしよう。
彼はグループ内では、何言っても許される、いわゆるいじられキャラだった。
基本受け身で、反論したり攻撃したりせず周りから何言われても笑って返してる。
そしてある時から、彼は誰かの言動によって悩みや相談に対して真剣じゃない、いつも〇〇だから、そういう奴という固定観念の呪縛がいつの間にか私たちグループに浸透していた。
彼自身も、前からその節が少しはあると思っていたかもしれない(それは聞いてないから分からない)が、周囲からの言動により”本当に自分は駄目なのだと無理なのかもしれない”と思うようになったのだと言う。
”本当に自分は悩んでいるのに、笑って流されてしまう”と。
直接そうは言ってなかったが、私にはそう聞こえた。
私はその話を聞いた時、はっとした。
今まで気がつかなかったのだ。
その人は、周りから冗談まじり?の諦めの言葉や否定するような言葉を言われていたとしても、相変わらず笑っていて、私から見るに、「対して言われても気にしていないんだろうな」と思っていた。
だが、全く違っていたのだ。
グループだと、その人自身の本質が見えにくい。
本音や個性を押し殺して、外形だけが私たちの目に映り、その人の心を消してしまっている。
私は、対等に見ていたはずが、彼の品心を置き去りにして気が付かなかったことに後悔した。
誰かと深く付き合いたいなら
過去に何かがあったかは知らないけど、あるきっかけによって今の価値観が醸成されたんだとしたら、生まれつきものではない。
つまり、人生の中で出会った経験に対して価値観や本音は変化していくのだと思う。
流動的に変化する。
想像でしかないけど、関わった人だけがあなたの人生を創るわけではないし考え方や関係性が変化することも多いと思う。
何が正しくて何が間違ってるとかは分からないけれど、私を1人の人として気にかけて大切にしてくれているとは思う、けど私の感情に対して興味がないんだろうなと思ってしまう。
モヤモヤしていたのは、思い込みや認識の歪みや心の癖によって判断してて、私個人を見てくれていないって感じていたからなのかな。
誰かとの関わりの中で、突然その人の言動や行動が納得いかないこと理解できないことはあると思う。
今まではそれは真実で全てで世界でたった一つの大切なものだった。
「なんでこんなことをしたのか」と深く傷つき激怒することもあるだろう。
相手が憎い、許せないと。
「あの時過ごしてた時間は嘘だったのか?」
そう考えてしまうたびに心は悲しくなる。
だけど、確かなのは”人は変わる”ということ。
まぁ、過去に起こった辛いこともそれでできたトラウマもあるかもしれないけど、結局は自分自身。
起こってしまったことはしょうがないし、どうすることのできないのだから、私の内面、気持ちを少しづつ変えていくしかない。
過去にとらわれないように。
私は、過去の経験や周囲からの影響を受けずに、フラットに向き合い、その人自身と関わり方を見つけていけたらなぁと思う。
最後までご覧頂き、ありがとうございます^^
日常生活や人とのかかわりの中で疑問に思ったこと、ゆったり書いていこうと思うので、この記録が少しでも皆さんの助けになったり役に立つことができたのなら望外の喜びです。
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